教室紹介
岡山大学大学院 小児発達病因病態学分野 / 岡山大学病院 小児神経科のご紹介
岡山大学病院小児神経科および大学院小児発達病因病態学分野は、新生児から青年期までを対象に、子どもの脳・神経・筋疾患の診療と研究を専門に行う国内でも希少な専門拠点です。
当科では、てんかん、発達遅滞、脳性麻痺といった頻度の高い疾患から、希少な遺伝性疾患、急性脳炎、中枢神経感染症まで、幅広い領域を網羅しています。特に難治性てんかんや先天性代謝異常症においては、独自の生理学的分析法や測定システムを開発し、世界水準の高度な医療を提供しています。また、分子遺伝学の進歩に伴い、遺伝子治療や分子標的薬などの最新治療にも積極的に取り組んでいます。
私たちは「正確な原因診断と合理的な加療」を信条とし、単なる病気の治療にとどまらず、患者さんとそのご家族が抱える発達過程の多面的な課題に寄り添います。地域や学校と緊密に連携し、子どもたちがより良い未来を描けるよう、包括的な支援を目指しています。研究面では、臨床での気づきを病態解明や新薬開発へと昇華させ、次代を担う専門医の育成を通じて、小児神経医療の発展と社会への還元に尽力してまいります。

教室の歴史
| 1979年3月 | 岡山大学医学部附属脳代謝研究施設発達神経科学部門の開設 |
| 1987年4月 | 医学部附属病院に小児神経科開設 |
| 1992年4月 | 改組により医学部小児神経学講座発足 |
| 1995年3月 | 大田原教授退官 |
| 1995年4月 | 岡教授就任 |
| 2001年4月 | 大学院医歯学総合研究科発達神経病態学分野(小児神経科)に改組 |
| 2004年3月 | 岡教授退官 |
| 2004年4月 | 大塚教授就任 |
| 2012年3月 | 大塚教授退任 |
| 2015年12月 | 大学院医歯薬学総合研究科小児医科学分野発達神経病態学領域に改組 |
| 2015年3月 | 小林教授就任 |
| 2024年3月 | 小林教授退任 |
| 2024年10月 | 大学院医歯薬学総合研究科小児発達病因病態学分野に改組 |
| 2024年10月 | 武内教授就任 |
名誉教授
大田原 俊輔(初代教授)
Ohtahara syndromeの報告など数々の輝かしい業績をあげ、岡山大学に小児神経科を創設。
Ohtahara syndromeの報告など数々の輝かしい業績をあげ、岡山大学に小児神経科を創設。
岡 鍈次(2代目教授)
発達障害に関する研究を拡充し、小児神経科をさらに発展させた。
大塚 頌子(3代目教授)
てんかん外科の導入(脳神経外科と提携)、発達障害の診療体制の拡大、てんかんの遺伝子解析(基礎部門と提携)など、多面的な教室の発展に尽力された。
小林 勝弘(4代目教授)
脳波の数理解析による研究、特にてんかん性高周波振動に関する研究において顕著な業績を挙げ、小児期発達性てんかん性脳症の病態解明に尽力された。
教授挨拶
スタッフ紹介